スウェーデンリポートも最終週!! ワンハートニャンハート6月11日放送内容〜♥

今日は父の日、ワールドカップも開幕いたしましたね。。
かくいう私も、実はサッカー少女だった過去が・・
手の指を使わないスポーツという事もアリ、
サッカーなら、恩師からのオッケーも出ていました♪

今あんなふうに走り回れと言われたら、5分で倒れるな・笑

スポーツや音楽や芸術の言葉の要らない世界には、
Lovea&Peaceがいっぱい!! ・・で、あり続けてほしいですね。

まずは、本日ホヤンホヤンの朗報♥

里親募集チウでした、
サバ君、サビちゃん兄妹が揃って、新しい家族に迎えていただけることとなりました〜★★★ 幸せにね!!


それでは、番組ブログもキックオフです★ 6月11日の放送内容〜♥



ワンポイントアドバイス

ペットの食事について
フードパッケージの原材料表示を是非見て下さいね!

ドッグフードの原材料表示をご覧になったことはありますか?
含有量の多いものから原材料に表記されています。

出来るだけ動物性蛋白質(お肉)をトップに、
記載してあるフードを選んであげましょう。

ワンちゃん・ネコちゃんはもともと食物繊維の分解が苦手で、
とり過ぎた炭水化物(とうもろこし、米、玄米、麦、大豆などど・・・)は糖として体内に蓄積されてしまいます。

ダイエットフードとして低カロリーなものを選んだりしていませんか?

また、原材料に記載されている食品以外の単語も、
大切なパートナーの為にたまには興味をもって調べてみて下さいね。

(手始めに、BHAやビートパルプなんて表記ありませんか?ネット検索すればすぐに詳しく知ることが出来ますよ!!)

・・・で、早速、調べてみました。

★ BHAとは、 ブチルヒドロキシアニソール のこと、
いわゆる、酸化防止剤で、バター、マーガリン、魚の干物などに使われています。

★ビートパルプは、
甜菜(砂糖大根)の搾りカスのこと。 圧力を加えて絞ったものならまだしも、ペットフードに入れられるビートパルプは硫酸系の化学薬品を加えて取り出している可能性が大きく、薬品が残留している事になる。
なんとこの薬剤はウンチが出ようとしているという情報が、中枢神経を通って脳に届くのを遅らせます!!!!
薬剤の影響で長時間大腸の中に留まり、ビートパルプの繊維質が水分を吸収し、ベンは小さく硬くなります。水分が減ればアンモニア臭も軽減するので一石二鳥と、薬剤で取り出したビートパルプを使うメーカーも多いようです。
その、便の状況なのですが、
真っ黒い便をしている場合・・・フードに含まれているたんぱく質が過剰すぎている可能性があります。動物性タンパク質が、腸内で発酵してしまっている事に起因するようです。
そして、

あまりにも水分がない、コチコチの便をしている場合・・・
薬剤使用のビートパルプ配合の影響である可能性があります。
ビートパルプを使用していないフードを選んでみたらどうでしょう?

腸が本来の動きを取り戻せば、ちょうどよい硬さの茶色の便になります。

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すっかり甘えん坊のシャー五郎とシャーロック、引き続き里親さん大募集です♬

↑↑↑おかげさまで、シャー君たち兄弟も、2匹揃って家族に迎えられました〜



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ワンハートプロジェクト

☆ワンハート制作委員@東京のドッグトレーナー、
てつさん、宮さん、SUNNYさんの3人、スウェーデンへ・・ 
そこで見たこと感じたこと その3 最終週✨

てつわんドッグ・テツさんこと、鐡岩 修さん編


僕が一番日本の人に伝えたいのは、
犬をはじめ動物愛護の精神感の違いでしょうか。

スウェーデンに限らず、ヨーロッパの動物愛護先進国は幼い頃から動物とふれあい共に共生して行く精神を育んでいると感じます。

お国柄や歴史、民族性の違いから、
日本には日本人に合った動物愛護の方法があり、それと共に、
愛護先進国を見習い、特に、
幼少の頃からその精神を育む教育が必要と再認識しました。

子供たちの教科書には家族として犬や猫の挿絵が入っていて、
幼い頃から動物は身近な存在として意識付けられているようです。

残念ながら、幼い頃から、
動物愛護の精神を学ぶことのない教育が今の日本の教育だと思います。

まずは日本の愛護法とEU連合、
スウェーデンの愛護法の違いだけでも、
一般の飼い主さん達から見ればショックなことと思います。

こんなに日本は遅れているんだと知って欲しい。

例えば、
犬を4時間以上、人間の監視無しに置き去りにしてはいけない。
家畜のと殺の前に麻酔をかけること。
などの、動物の管理面での日本との違い。

電気ショック首輪やスパイクの付いた首輪などで犬を訓練する事は禁止などの、動物の自然な行動をそこなわず飼う事を奨励するあり方。

身体の特徴を誇張するようなブリーディングをすることなどを通しての、犬種の本来あるべき姿の見直しがなされ、
人の嗜好や趣味などに合わせた、
病的ともいえる品種改良が倫理的に許されるのかなどの、
動物を苦しめるようなブリーディングをしないとするあり方により、
飼い主とブリーダーの責任感が存在するという点。 

・・と言ったように、この国の愛護法は、

『起こってしまったことに対する対処策』ではなく、
『起こってしまわないための予防策』から始まるというところが特徴。

さらに国中に、
ワーキングドッグクラブというケンネルクラブがあり、
子犬を飼った人は誰もが、低料金でパピーのクラスに参加が可能で、
しつけが定着し、人との共生で、将来に問題を抱える犬は減り、
捨て犬は発生しなくなるわけです。

今回の研修旅行は、愛護法よりも犬事情やトレーニング方法が主体でした。日本は番犬文化からまだ半世紀も経っていません。

犬をワーキングドッグ〔介助犬盲導犬麻薬探知犬、作業全般の助力をしてくれる犬、などなど、〕として共生して来たEUとは歴史が違います。

交通機関にも一緒に乗れるし、終生飼育が当たり前です。

ペットショップで簡単に犬猫が手に入る日本とは違い、
スウェーデンでは飼う資格があるのかが、まず問われます。

まず、犬を飼いたい人は、
自分のライフスタイルにあわせてどんな犬種がいいか考えます。

好きな犬種のケンネルクラブに申し込むと、
飼い主が、その犬種を終生飼うべき資格があるのかを審査します。

審査に合格するとブリーダーに紹介されますが、
そのブリーダーにも審査され、飼い主の資格なし、、と断られる事もあるそうです。

そう、
犬を飼いたい人は、
犬のことを勉強しないと飼えない仕組みが出来上がっています。

勿論、ミックス・雑種のケンネルクラブもあります。

犬を飼い始めたら、
マイクロチップによる登録とケンネルクラブへの、
2重の登録をしなくてはいけません。

犬の血統、病歴、性格等の個体データーはすべて、
誰でもアクセスできるようになっていて、迷子犬が出ても、
すぐに、どこの誰の犬か、わかってしまう仕組みです。

私にとって一番興味があったのは、
BPHという気質メンタルチェックです。

遺伝性、病的疾患は勿論、気質の悪い
(その犬種のカテゴリーから外れてしまう個体)は繁殖させてはいけない、という点ではドイツより進んでいると感じました。

ドイツは殺処分ゼロですが、
スウェーデンは捨て犬のいない国なので、保護施設も必要ありません!!!


※ケンネルクラブ
 犬の品種の認定や、スタンダード(標準・基準)の指定。
 犬の飼育指導などを行っている団体。
※ブリーディング
 繁殖、育種、単に家畜を交配して子を増やす意味の繁殖ではなく、
 品種の向上を目指して改良していくための、計画的交配による繁殖方法 のことです。