この日のFM東広島のメッセージテーマは「あなたが今でも信じていること」 私の信じていることは、私たちが変われば必ず、殺処分はゼロになれる!! だな。

連日雪、連日氷点下、
なかなか厳しい2月中旬となっています><

皆さまお元気にお過ごしでしょか?

野良ワンコゼロプロジェクトにて保護の、
6匹の子犬たちの里親募集を昨年12月中旬から開始して3ヶ月、
さまざまな方との出会いの中、里親希望の方、一時預かりを
考えてくださる方、、得がたい出会いに恵まれている私です。

里親を探すこと、 

お問い合わせをいただいて、その方の情報をある程度聴かせていただく事、
プライバシーに少々踏み込んでしまう可能性もあり、なかなか気を遣う部分です。

それでも、
小さな命たちを守ろうと思うとき、それは必ず必要なことで、
この子達がいつまでも、元気に飛びまわれるためなら・・と、
なぜ犬猫を家族に迎えたいのか? というところから重点的に、
里親希望の方々とお話しさせていただく事に努めます。

本人(本犬)を見に来ていただいて、ある程度話をしたり、
その後お電話でも何度もやりとりをしたにも関わらず、
ぷっつりと、連絡が途絶えてしまったりする事もあるんですね。

先方にも色々な事情があるのだとは思いますが、
今後のことを考えると心配です。

大切なわが子を、家族に迎えてもらう気持ちで動いているので、
安易に手渡せない!! その気持ちはゆずれません。
(これは、預かりボランティアを経験されている
すべての方が思うことではないでしょうか)

相手の方のことも信じたい・・という気持ちも、もちろん
大切にしつつ。

丁寧に対応していく大切さを痛感しています。

こうして、多くの方と出会う・・

ふと思ったのは、
里親さん探しは、旅に似ている ということ。


動物たちが家にいると、なかなか旅行にはいけません。
それでも、

私はこの子達を通して、雨風や太陽の日差しを感じ、
様々な境遇や心境という風景に出会う、
旅をさせていただいているのだと思うんです。


昨年大晦日に3匹目の子の譲渡が決まって以来、問い合わせは時々あるものの、
なかなかあとの3匹は里親さんの元へ行けない状況でした。

それが先週、
コロコロ女の子のクマチョに、先住のワンちゃんが居るという飼い主さんより、
連絡をいただきました。


1月のクマチョ

クマチョはとっても力強い感じの子で、
かと思えばお姉さんらしい優しさも兼ね備え、
6匹の兄弟げんかを止めに入ったり、、そんなことのできる子でした。
さわり心地がとても気持ちがよく、傍によってくると
気持ちの良い毛質にうっとりするほどでした。

里親希望者さんのお宅の、先住ワンちゃんも愛護センターからの
成犬からの保護犬の男の子。
クマチョとのお見合いをしに、我が家に来てくれたのですが、
とても寂しがり屋さんで、お父さんのことを特に、
ものすごく信頼している様子が伺えました。

クマチョとはなんとなくではありましたが、他の子に比べると
落ち着いた雰囲気でお付き合いしてくれている様子があり、
お父さんも、「クマちゃんとトライアルさせてください。」とのお申し出。

そして3日後、
「クマちゃんを我が家に正式に迎えたい!」というお電話と、
以下の写真が届きました。
                


クマチョは先住ワン君の後ろをついて歩き、とても仲良くしてもらい、
こんな風に一緒に寝かせてもらったり・・とにかく2人の様子が愛らしい・・
との、お話しが添えられていました。

先住ワン君は、飼い犬だったところを、生後1年で、
『吠えるから』
という理由で愛護センターに所有権放棄されていた子だったそうで、
一度捨てられた記憶が、寂しがり屋にさせるのは無理もない事。

クマチョももし、多くの皆さんに助けてもらい、今が無かったら、
こんな笑顔で、暖かいお布団の上に居られるはずもなく・


それらすべてが、『人』という生き物によって、左右されている事を思うとき、
憤りばかり感じて過ごすのは体力を使うので、
人は変われる!人によって生かされる命がある! の、思いを
大きな喜びを持って強くしたいな・・・と、つくづく思った一枚の写真でした。



写真右のチビチョ♀、中央ルー♂
里親さん大募集中です。 
しつけもしやすい月齢になっていますし、人、犬、猫とも
仲良く出来ます♥ ご連絡お待ちしています ℡07054526522







ワンポ
イントアドバイス
 

■猫が行方不明になった時■ その2


あなたの猫ちゃんが外に飛び出したまま帰ってこない・・
そんな時? 
先週に引き続きの、ペット捜索人 からのナイスアドバイス

■もっと積極的に捜してみる■
1.あなたが捜す以外の有効な方法は、近所の人の協力です。
 写真を見せて、礼儀正しく冷静に聞き込みしましょう。

2.チラシを作りましょう!その子の特徴を、写真と一緒に掲載します。

3.目撃証言は大切です!あなたの猫が目撃された場所、
 その近辺には猫が潜んでいる、もしくはまた現れる、確率が高いです。
 目撃から数日たっていても、(それが確実にあなたの猫なら)
 その場所に重点を置くといいでしょう。

4.感情的にならないこと。猫かわいさで自分を見失うと、
 (猫好きの人にはわかってもらえるかもしれませんが)
 なんだか危ない人になってしまいます。
 初対面の人が引いてしまわないように、節度を持ちましょう。
 好印象を持ってもらえれば、より協力的になってもらえるでしょう。


■野外であなたの猫を見つけたら!■

あなたにすごく懐いている猫でも、いつものようにすぐに抱っこしたりはできません(興奮している事が多い)。

名前を呼びながら、ちょっとづつ近付いてくるのを待ちましょう。
絶対に焦らずに。発見してから、
保護までに1時間やそれ以上かかる覚悟で挑みましょう。

確実に捕まえられる距離にきたら、バスタオルで一気に包みます。
猫はものすごく暴れるので、
逃がさないように少々乱暴になっても仕方がないでしょう。
がんばってケージに入れます。(バスタオルを使うのは猫にケガをさせないためです)

失敗して猫が逃げてしまっても、慌てて追いかけまわさず、
発見した場所で待ちましょう。
猫の好きなエサを置いたり、呼んだりすればまた現れます。

家に帰っても、猫は興奮状態です。
せっかく保護した猫がまた逃げないよう、窓やドアの施錠を確認して、
ケージから出しましょう。

猫はショックとストレスで挙動不審になり、発熱したり、変な鳴き方をします。
だいたい半日くらいでおさまるようです。
大きなケガがなく、普通に歩きまわり、ご飯を食べるようなら、
まず問題ないでしょう。
すぐに動物病院に連れて行くのはやめましょう。
猫にさらにストレスを与えてしまいます。
当日はそっとしておいて、心配なら次の日にでも診てもらいましょう。

猫が見つかったら、お世話になった人にお礼をしましょう。
きっと心配してくれています。

■行方不明になった時、猫を見つけやすくするために■

首輪をつける(所有者明示)
他の人が見たときに、飼い猫だとすぐにわかります。
首輪は鈴つきなら音で見つけやすくなります。
さらに、蛍光色なら夜の捜索で見つける確率がアップします!!

■がんばって猫を見つけましょう!






ワンハートプロジェクト  

万一手放さなければならない そのとき その2


先週に引き続き、安易な所有権放棄でペットを手放す・・ということではなく、
やむを得ずの場合を想定しての、心づもり、対策を一緒に考えてみます!!


新しい里親さんを探す場合

一時的な預かりではなく、新しい飼い主を探す場合は、
いくつかの方法があります。

①友人・知人に飼ってくれる人がいないか探す
 気心の知れた人ならば、譲渡した後も何かと、
 その犬や猫の事を知ることができます。

②新聞に「里親募集」の広告を出す
 犬猫の年齢、性別、特徴、写真などを載せて、飼い主を募る。
 費用はかかるが、多くの人の目に触れるので、
 問い合わせの可能性も高まる。

③インターネットの里親募集サイトを利用する
 「いつでも里親募集中」「ペットのおうち」「ネコジルシ」など、
 里親募集専門のページがあります。
 そこに、写真や犬猫の特徴、性格などを掲載し、希望者を待ちます。

④ポスターを作成し、ペットショップや動物病院などに貼らせてもらう
 写真とともに、年齢・性別やその犬猫の特徴などを書き添えて、
 人目の付く所にはってもらう。

⑤どうしても見つからない場合は、動物愛護団体に、
 里親募集を委託する。
 神石高原町の「ピースワンコジャパン」のように、
 引き取った動物のお世話をしながら、
 同時に里親募集もしてくれるという団体があります。
 今のうちから調べておきましょう。

上記の方法は、全く知らない人からの問い合わせとなります。
もちろん、希望者さんの多くは、犬や猫が大好きで、里親になってあげよう、
という気持ちで応募されます。
しかし、希望があったからといって、
どうぞどうぞと譲り渡すのはちょっと待って!!

飼い主や先住犬猫との相性はどうか、飼育環境はどうか、
家族みんなが迎えることに賛成か、などなど、
犬猫が生涯幸せに暮らしていけるかどうか、お試し期間、
トライアルなどを設けてみて、確認していく事をオススメします。

「もらってもらうのだから…」と、条件なしに渡してしまうのは、
とても危険です。

例えば、子猫の譲渡で危険なのは、虐待目的であったり、
三味線の皮に使うための譲渡の可能性があります。
昨年は、広島市で、虐待目的で十数匹の猫を、
里親募集から引き取った犯罪者が逮捕されたことは、
記憶に新しい事と思います。

一度、譲渡してしまったら、
「返してほしい」というのはとても難しくなります。
大切なペットを手放すつらさに加えて、
「犬猫は元気だろうか」と不安を持つことは避けたいです。
しっかりと希望者の方とお話しをして、
双方が納得した上での譲渡が大切になります。

また、普段から気をつけておくこともあります。

突然の場合にも対応とできるように、
病気がちの犬猫には病歴や薬などをまとめておくこと。
きちんとワクチンを接種しておくこと、
フードの銘柄で合うもの、
合わないものなどをまとめておくといいでしょう。

また、特に犬の場合ですが、
きちんとしつけをしておくことがとても大切です。

「お父さんしか散歩できない犬」とか、
「お母さんの言うことしか聞かない犬」など、
そういう話をよく聞きますが、
そういう犬はなかなか人に預けたくても預けることができません。

基本的なルール(噛まない、無駄吠えをしない、おしっこのしつけなど)
はもちろん、誰とでもフレンドリーに接することができる、
おおらかな性格の犬に育てておくことが大切です。

「何があっても手放さない」という覚悟は、
どの飼い主もしっかりと持っておかなくてはいけません。
しかし、もしものときは誰にでもある。
その時に、きちんとした対応を考えておくことも、飼い主の義務だと言えます。


お友達やお知り合い、親戚の方が、万が一の時に困っておられたら、
ぜひ力を貸してあげてください。

「動物愛護センターに持って行く」これは、殺処分を意味する言葉と同じです。
最終手段としても、決して使って欲しくありません。

動物愛護センターに収容される犬や猫たちも含め、
言葉も力も持たない犬や猫がそこにいるとき、殺処分して解決するのではなく、
大変でも生きる道を与えられるような社会になりますように、
飼っていようがいまいが、好きでも嫌いでも、何か出来る事があるという姿勢で、
多くの皆さんとワンハートで協力していけることを願っています。




2月17日(月)〜21日(金)まで、東広島市役所1階正面玄関ロビーにて、
『小さな命の写真展』開催!! いよいよ来週です♪
企画展『ボロボロからキラキラへ』も開催。

ワンハート制作委員会の展示、野良ワンコゼロプロジェクトと、
八本松地域猫プロジェクト の資料展示も企画しています。

私も時々、皆さんにインタビューしに出没いたします☆

来週、みんな来てね〜♪