ワンハートニャンハート♥新年度も出発だワンニャン★

4月、新年度の放送もスタートいたしました★

東広島も桜満開の今日土曜日なのですが、さむさむ・・ぶるぶる。
分厚い上着に戻りました。


さてさて、今週4月2日の放送内容です。
いつもお世話になっている、呉アニマルパークでの、
心温まる内容に、ほっこりし、元気づけられました♪♪♪

中国新聞より

ワンポイントアドバイス  

犬・猫も人間と同じように花粉症になっちゃいます?!

花粉の量が多くなる春、
アトピーなどの持病があるペットに限らず、
普段アレルギー症状が無いペットでも花粉症を起こすこともあります。

アレルギーはいつ発症しても不思議ではないので、
去年まで大丈夫だから今年も大丈夫という事はありません。

『症状』

症状は、人間同様、くしゃみ・鼻水・目やに・目のかゆみ等様々。
稀に下痢等の消化器症状を起こす場合もある。
風邪のように見えても、発熱が無く食欲・元気があれば、
感染症の可能性は低いので花粉症を疑う事になります。

ただ、検査等で感染症や他の病気の可能性を、
消去しないといけない場合もあるので要注意。 
確定診断するまでに時間がかかることもありますが、
花粉症と同じような症状でも、他の重大な病気の事もあるので、
安易に花粉症と決め付けるのは良くありません。

『対策』

花粉症対策はなかなか難しく、めがねマスクは無理なので
、薬で早目に症状を抑えることになります。
症状がひどくなると鼻粘膜が荒れてしまい、
治療も難しくなってしまいます。

また、ペットは人間より床に近い所に鼻があり、
床に落ちた花粉を吸い込みやすいわけで、
頻繁な掃除や空気清浄機が有効な場合もあります。
また、散歩から帰ったらよくブラッシングをして体表の花粉を落とすのも大切。 
アトピー性皮膚炎のペットは、
花粉の時期に皮膚症状が悪化する事が多いので特に注意が必要。

『花粉症かな?と思ったら』

花粉症かな?と思ったら…まずはよく観察をして、
症状がどんなときに出やすいか・ひどくなるかを把握します。
散歩後や外気に触れた後に症状が出るなら花粉症の可能性が高くなるので、
獣医さんも診断しやすくなります。
外出を控えたり、
対策をしても良くならない場合は動物病院で薬を処方してもらいましょう。
花粉症なら薬の使用も一時的な事なので、
薬の副作用を必要以上に考えなくても良いでしょう。

他の重大な病気の場合もありますから、安易に花粉症とは決め付けず、
何事も早目の対策が有効です。
花粉症は病気ではないとも言えますが、
症状を抑える薬も色々ありますので獣医さんに相談してみること。

「動物にも花粉症がある」という認識を持ってもらい、
勉強していきましょう。
人間と同様な部分と、もっと繊細な部分と、
心にも身体にも、
そういうところがある事を忘れないようにしていきたいですね♪


ルー君 里親さん大募集♪ ボール遊びがとっても上手ですよ〜★




野良ワンコゼロプロジェクト#2 

失敗から学んだ事  保護する側の留意点


3月23日、市内で開かれた犬猫の譲渡会に参加させていただきました。 
長年、保護や里親募集の活動に携わってこられた皆さんや、
譲渡会に、色々な思いで、
犬猫を迎え入れたいと来られている市民の皆さんと会うことが出来ました。 

今回の参加には、野良ワン子ゼロプロジェクト#2の6匹の子犬を
連れて行くことになったのですが、
残念ながら、一匹も譲渡に至らず、6匹そのままつれて帰ることとなりました。

ワンハート制作委員会は保護活動をメインにしているわけではありません。

それでも、一時的になら、、という一時預かりボランティアの活動聞きたい、、
などという方も少しずつ現れてくださっています。

でも、なかなか、現実的に手を挙げていただけるのは大変のようです。 

という背景もあり、
翌日3月24日から27日まで、私は広島県外にいました間、やむなく、
子犬たちを元の環境(田中の廃屋)に戻し、
その場所とは別の地域から通って面倒を見てくださるKさんに、
数日間のお世話をお願いしておりました。

Kさんには、子犬たちが事情を知らない町の人によって、
処分のために連れ去られることを避けるため、張り紙の掲示をお願いしました。
子犬は里親をつけるためお世話をしている、
お腹をこわしたらいけないので、他の餌は与えないで欲しい(実際、腐りかけの
魚介類などが幾度も置かれてあり、、驚きました)、

そして、ワンハート制作委員会と電話番号の明記・・・などという、
お電話でのお願いでした。

ご繁忙の中、張り紙も掲示してくださったのですが、
うっかり、電話番号を記入されていなかったという事で、
「これはなにかのいたずらなのか?!」
という問い合わせが早速市役所に入りました。

ワンハートという名称があったため、
すぐに私の電話番号が職員さんより伝えられ、
子犬たちのいる地区の自治会の方から叱責の電話が入りました。 

「畑で遊んだり、糞尿をしたり、やがて大きくなれば子供も襲う。。
このまま放ってはおけないので、28日に処分してもらうつもりだが、
そちらはどうするつもりか?どう説明する?」という内容。

いやいや、そうは言っても・・という言葉がのど元まで出ましたが、

確かに、電話番号の記名の無いものでは、
問い合わせも出来ない無責任な状態だった事を謝罪し、
27日に広島に戻り、翌日28日に子犬たちを全員保護するお約束をとりつけました。 

季節も暖かくなってきたので、友人に大変な無理をいい、
納屋に保護できるスペースをしつらえていただき、
制作委員メンバーと2人で現場に。暖かな日差しの中で、
6匹がコロコロと戯れる光景は夢の中のようで、切ない程でしたが、
地元の通りがかりの小学生さんたちにも助けてもらい、
連れて帰ることが出来ました。

3月30日の日曜日には、早速、様々なドラマを展開しつつ、
4匹が里親希望者さんとめぐり合う事ができました。
あとの2匹が引き続き里親希望者さんを募集しています。 

幸せになった子たち↓↓↓

保護したいと思う人間と、
排除したいと思う人間と、
まったく興味の無い人間と、
好きだけど中途半端にしか可愛がらない人間と、
動物愛護の観点から言うと、

大雑把にこの4つのタイプに別れるのかなと思います。

それらすべてのあり方が集まって、
人の社会は形成されているわけですから、
分かり合うことが大変なのは重々承知。ですが、

動物愛護法でも、
『犬猫(野良の犬猫も含む)は、人が適正な管理をしなければならない』と、
明記されている以上、
小さくは地区自治会のレベルから、
『排除』のみを解決策に考えるだけのあり方を、
方向転換していけないものだろうか・・と、強く思いました。

保護する側には、今回のような慎重さに欠けた対応は特に気をつけて、
少しでも信頼を失わない努力がとても必要です。 
イイコトをしてるのに、なんで。。という思いが先行しない冷静な行動が、
小さな命を守れるあり方なのですね。



先日、友人の畑の前で、素敵なアイデアを聴かせてもらいました。 

『家ではワンコを飼えないんだけど、
例えばこの畑一面にしっかりとした柵を張って、
そこに作物を食べて困る、
ヌートリアなんかがヒョコっと現れたりしたとき、
保護した野良のワンコがそれを追いかけて畑から出してくれる・・。
勿論、寒さ暑さを避けれる小屋を傍につくってやって・・。
こんなアイデアも、人との共生につながるんじゃないじゃろうか?
とか、 考えたりしとる。』 

という男前なお話し。 

動物愛護の観点から言うと、
賛否両論あるかもしれませんし、
ワンコが駆け回って農作物をだめにしちゃわないような
特別なしつけは必要かと思いますが、

こんな風にワンハートな共生を考えてくださる方がいらっしゃる事にまた、
未来を感じています。


野良ワンコゼロプロジェクト#1 にて保護のルー君の妹分クマ子ちゃんの里親さんから写真が届きました!!