7月17日 今日一日を通してのメッセージテーマは・・ 大好きな映画を語りました。  ワンポイントアドバイスは、犬猫の去勢避妊の必要性☆

そう☆

お世話になっております、FM東広島さんでは毎日、
『今日のメッセージテーマ』というのが一日を通して設定されれているのですが、
今日のテーマは、
『あなたの好きな映画はなんですか?』ということで、
ワンハートニャンハートでも、この番組限定で、
『あなたの好きな動物の映画』へのメッセージを募集いたしました。

リスナーさんからは
『ライオンキング』と、『オルカ』の
2作品の思い出のメッセージが届きました。

ちなみに私が好きな動物の出てくる映画は『ベイブ』。
そう♪ あの、バ〜ラムユウ!! の呪文の出てくる♪♪
牧羊犬と家畜の豚、羊たちと人。 犬や猫もコミカルに登場し、
それぞれの立場をどっこい生きてるそれぞれの命。
食うか食われるか? 危うい緊張感の中に、ベイブが魔法のように
清々とした風を吹き込んでいく・・・☆
CGも多く使っているのでしょうが、気にならずストーリーに入り込めました。

また、放送では言えなかったのですが、ずっとずっと昔の映画で、
『野生のエルザ』という、ライオンの映画があったのですが、
ご存知の方はアラフォー以前かな^^;;?
保護したライオンの子供を、生物学者の夫婦が育て、自然界へ返していく・・
という壮大なスケールのほぼノンフィクションのお話し。
まだ子供だった私は、この作品に圧倒され、
地球上にこんな場所があって、こんな動物と人との関係があるんだ!!
またライオンの仕草が、うちの猫と同じなところにも
ものすごく興味がわいて・・
自分の中に何か、動物との接点の一粒種を蒔いて貰えた、
そんな作品だったと記憶しています。



さて、リスナーさんからの先週ご質問で、


ワンニャンの お留守番のとき、暑さ対策で気をつけることは?
ということで、広島県動物愛護センターさん、呉市愛護センターさんに
ご解答いただきましたので、参考になさってみてください♪
↓↓↓↓

普段室内で過ごしているワンちゃんの場合、まずゲージの中に居る、自由に部屋を動けるなどという条件も色々あると思います。 窓際だったり、日差しが届くところは出来るだけ避け、その季節にどのように太陽光が、室内をめぐるのかをチェックしておきましょう。

犬にとっての適温は摂氏24~26度と、少々低め。 人間は28度設定でもなんとか我慢して節電いたしますが、実は犬にとっては、28度は高めなのだそうです。 除湿に心がけると、乾燥しすぎて、脱水を起こす場合もあり、高い湿度より;;;むしろ、高い気温のほうに、犬は敏感と考えてあげるとよいようです。

それに対して猫は、高い湿度に弱い生き物で、例えば28度設定でも対応しやすいといえます。 

両者にいえることは、水分補給がしっかり出来るように、数箇所にお水を置いてあげるなどの工夫。

我が家のように、犬猫同じスペースにおります〜という場合は?
『過酷なほうにあわせてあげることをオススメします!』とのご解答。
・・・ということは、ワンちゃんにあわせて温度設定をし、
猫にとっては少々冷房の寒さを回避できるようにしておいてあげる工夫でしょうか。

また、むしろ、室外でのワンちゃんの居場所には、充分気をつけてあげてください!! 日光をしっかりと避けてあげられる環境を整えたり、新鮮な水も欠かさないように。 犬は土を掘って、お腹をくっつけ、体温を下げる習性も持っています。庭で、そういう環境があるとなお、いいですね^^♪

ワンポイントアドバイスでは

去勢・避妊手術の重要性、 そのメリットとデメリット・・ということで、
メリットのほうを、お話しさせていただきました。

なにごともそうですが、去勢・避妊手術にもメリットとデメリットの
両方があります。飼い主さんは、両方をよく知った上で、
手術をするかどうか、決めて欲しいと思います。

まず大きなメリットとしてあげられるのは、
オス・メスともに、
大人になってからの生殖器系の病気を防ぐことができることです。
米国で活躍中の獣医、西山ゆう子先生も、
この医学的な理由による去勢・避妊手術を大きく取り上げています。

避妊手術を受ける事によって、
メスの場合だと、子宮蓄膿症・子宮内膜炎、子宮がん、卵巣がんなどを予防し、
また、乳腺腫瘍、乳がんの発生率も低く抑えられます。
アトピー性アレルギー疾患・糖尿病、副腎皮質機能亢進症の緩和
などにも期待できます。

去勢手術を受ける事によって
オスの場合は
睾丸腫瘍・肛門周囲腺腫・前立腺肥大などの予防ができると言われています。


たとえば、乳腺腫瘍の発生率を見てみると、初回の発情の前に手術を施した場合の発生率は0.5%、1回目の発情後に手術をした場合は8%、2回目以降の発情後に手術をした場合は26%と、かなりの割合で発生率が高くなっています。つまり、2回目の発情を迎えた猫の4匹に1匹は、乳腺腫瘍になるという計算です。1回目の発情の前に手術を受けた猫と比べたら、50倍の確率です。   手術をするのは「かわいそう」と思われるかもしれませんが、大人になって癌等の病気で苦しむ姿を見るのは、それ以上にかわいそうなことだと思います。


なるべく早い時期に手術をすると、様々な病気の発症リスクを低くする事が出来ることを学びましたが、
皆さんの家族に、「いやいや、もううちの子は年とってるから今更・・」
と思われている方もおられるかも知れません。

我が家の中型犬♀のチョコも、5歳という年齢で我が家に来ましたが、
前の飼い主さんは避妊手術を受けさせていませんでした。
5歳なら、、もういいのかな? と、私も一瞬考えましたが、
考えてもわからない時には、獣医さんに相談です。
結果、健康診断の上、健康が認められ、将来起こりうる、
子宮などの病気発症をまだ充分抑えられるということで、
避妊手術していただきました。

素人判断はいけません・・と、再認識でした。

信頼する獣医師に相談して、その子の体調や状況にあわせての
去勢・避妊をお願いしたいですね♪


来週は、デメリットのほうをお話ししたいと思っています。