東日本大震災より3年と1日。 さまざまな思いを心に据えて、、。

放送日前日は、東日本大震災より3年目を迎えた一日でした。
未だ解決されない問題も様々ある中、復興に向け頑張っておられる皆様に、
心よりのエールと、亡くなられた多くの方々、動物たちにも、
心からのご冥福をお祈りいたします。


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さて、先週一度迷子になり、見つかったチビチョが、
2度目のトライアルに入りました。



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ワンポイントアドバイス  

ペットマッサージ
NPO法人SPICA代表 山下育美さんの体験を通して

人は疲れが溜まってくると、肩が凝ったり膝が痛くなったりします。
同じようにペットも、歳を取ったり、ストレスにより、
痛みやだるさなどを訴えているかもしれません。

そんな時ペットマッサージには、
色々な方法や効果が期待できます。

基本はまず、ペットの体に触ること。
犬も猫も、気持ちいい部分をなでてもらうのは大好きです。
ペットと一緒にリラックスできる時間を用意して、
まったりとなでてあげましょう。

毎日しっかりペットの体に触れることで、
小さな異変に気づくこともできます。

例えば立てなくなった老犬にマッサージを試みました。
最初は、藁にもすがる思いで、
「もう一度立って欲しい」という気持ちで始めましたが、
その気持ちはマッサージをするにつれて変わっていきました。

毎日、「じゃあ、そろそろやろうか」と、
床に座り込んで、そっと体をなでてあげると、
「じゃあ、お願い」といった感じで、体を預けてきます。

完全に力を抜いて、まぶたがとろとろと下がってきます。
少し痛む所に触れると、ちょっと力を入れて、
「そこはやめて」という合図を送ってきます。

また立って欲しいという飼い主の気持ちは、
この子にとってプレッシャーだったのかも、、と気付き、
年をとった犬との、
こんなコミュニケーションも悪くないな、と思いはじめました。

マッサージは「治療」ではありませんので、
病気が治るものではありません。
むしろ、病気を持った犬猫に安易なマッサージは逆効果です。

マッサージの効果も証明はできません。
ただ、私とその犬が、残り短い二人の時間に、
とても濃厚なコミュニケーションのとれたことは、
間違いありませんでした。

あの時間がなかったら、「直そう、直そう」とやっきになって、
ますます犬を追い詰めたかもしれません。

あなたとペットとの、
2人だけのゆったりとした癒しの時間を持ってみると、
これまで見えなかったペットのこと、
自分のペットとの向き合い方などが見えてくると思います。

最近注目のペットマッサージ、その加減ややり方など、
色々と研究されてきて、より良い方法も確立されてきています。

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〜育美さんからのお知らせ〜

★3月22日(土)10時から15時 
広島区中区小町8−33 広島アニマルケア専門学校にて、
いぬ・ねこフェスタ・ホリスティックインヒロシマ が開催。
ペットマッサージ、メディカルアロマ、ペット食育講座、
バッチフラワー、雑貨販売、日常のケア講座、
生徒さんによるしつけ教室、
NPO法人スピカさんによる殺処分の現状、
動物たちの置かれている状況などのお話し(11時10分〜と14時10分〜) 
盛りだくさんの内容で、一日楽しむ事ができます。 
ワンニャン同伴も可能です★
http://ikuacefreya.npo-spica.org/?eid=121
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ワンハートプロジェクト

八本松地域猫# 番外編


日本には野生の犬や猫から、
山里や野原に自然に繁殖を繰り返し、
現在の野良犬や野良猫と呼ばれる存在になった・・・

そんな生き物は一匹もいません。 

すべて、元をたどれば人間が共に暮らしていた子達の子孫。
私たちの家族だった子達の今の姿と言えるでしょう。

例えば近所に野良猫がいるとき、一番困る事はなんでしょうか? 

糞尿の問題、繁殖のこと、ケンカの声、、、??

これらの困りごとを、解決していく糸口を、
動物に興味関心のない方にも是非持ってもらうことにより、
地域で解決していく 

そんな地域猫活動は昨今、日本中で行われ、効果を挙げてきています。 

広島においての地域猫活動はまだまだ他の都道府県と比較すると、
かなりの遅れをとっており、
そのことも、広島県が犬猫殺処分数ワースト1,2位で、
東広島市にいたっては、
猫ちゃんの処分数が1位となってしまっている、
大きな要因となっているなと感じるところです。

つい先日、同じ八本松でも13キロほど離れた地区の
2つの家族からのご相談のお電話が入りました。

それぞれのご家庭に赴き、お話しを伺うと、

Aさん宅: 
自宅に子猫が捨てられていて、面倒を見ているが、
飼い猫が既にいて、2匹は飼えないので、里親を探して欲しい。
という老夫婦からのご相談。

かたや、

Bさん宅:
猫は何度も飼った経験があり、今は居ないので寂しい。
自分たちが面倒見られなくなっても子供が見てくれるので、
飼える猫を探しているが、居ますか? 

というお問い合わせ。

両方のご相談内容がパズルのように利害が一致していて、
ワンハート制作委員会としてもコーディネートしやすい幸せな事例で、
現在進行中です。

案外こういう事例は、声をあげないだけで多いのではないか?と、
思い始めています。 

一般的に全国で成功を治めている「地域猫活動」は、
数十軒から数百軒という大所帯の住宅密集地での成功例が多く、
東広島市を多く占める、
里山、田園地帯での地域猫活動という報告はあまり聴いた事がありません。

逆に、殺処分数どん底からの出発で、
東広島がモデル地区になっていける可能性も持っているのでは?と思ったり。

犬猫だけの事ではないと思いますが、現代的な情報収集、
情報発信がなかなか得意ではない世代の方々が、
東広島にはたくさんおられ、こういう思いがあるけど、
なかなか発信できない、相談できないで居る現状が確実にある。

そのことをもっと重要視し、
啓発活動していくときではないかと感じています。 

今から年に3回あるという猫ちゃんの繁殖シーズンも始まります。
生まれた猫は、離乳まで見守ってのち保護、
里親募集をかけ、親猫は保護し、繁殖できないように避妊去勢する。

努力は必要ですが、出来ない事ではありません。 

家の敷地内に子猫が生まれているので困っているという理由から、
100グラムも無い小さな命が、
延々と殺処分される時期がまた訪れようとしています。

ご自分の家の敷地内で嫌いな猫が増えている・・と思うと、
気分が優れない方も多いかも知れませんが、
猫ちゃんを飼いたいと思っているご家庭も必ずありますので、
すぐに処分と焦らずに、生かす方向での対応をお願いしたいのです。

きっとなにか出来る事はあるはずです。
私たちもそのヒントをますます、情報発信してまいります。

動物愛護センターに行けば動物は愛護、保護され、
必ず誰かに飼ってもらえると思っている大人も
まだまだ大勢いらっしゃる現状の東広島市に、
行政にもご協力をいただき、
幸せな波紋を拡げていくときではないでしょうか。

先週の放送が、地元紙に掲載されました✨


野良ワンコゼロプロジェクトにて保護の6匹の仔犬達も、
最後のルー君のみとなりました。
ますます可愛く、人によく慣れて成長しています♫
ルー君の家族になってくださる方、大募集★